TicWatch Pro 5の画面は、コーニング社製のゴリラガラスという強化ガラスを採用していて、通常のガラスと違い、かなりの強度をもっています。
その強度というのは、落下衝撃への耐性と画面のひっかき傷の耐性。手が滑って地面に落としてしまったり、何かにぶつけてひっかき傷をつけてしまうといった、日常スマートウォッチを使う中で起こりえそうなシーンを想定した対策はしっかり施されています。
では、TicWatch Pro 5に保護フィルムは不要なのでしょうか?
実際のところ、私はTicWatch Pro 5に保護フィルムを貼って利用しています。
なぜ私が保護フィルムを利用しているか少しお話ししますね。
TicWatch Pro 5を利用する以前、私は前モデルのTicwatch Pro 3 Ultra GPSを日常的に使用していましたが、このTicwatch Pro 3 Ultra GPS、画面強度についてはTicWatch Pro 5と同じくゴリラガラスが採用されていました。
この画面強度があったので、その安心感から、実はTicwatch Pro 3 Ultra GPSでは、保護フィルムを付けずに2年間使用していました。その結果については、まず以下の画像をご覧ください。
赤丸の中、少し黒く影があるように見えますね。実際にはその少し左上にも一回り小さい黒い影があります。これ、スマートウォッチの電源を入れると画面のこの部分が黒くなって盤面が見えにくくなっています。
原因は、長時間の画面の圧迫によるものでした。寝ている間も睡眠状態の計測をするために、ずっとスマートウォッチを腕に着けたままにしていたのですが、寝ている際に腕が体の下側に入ることがあり、結果として長時間画面が圧迫された状態になっていたようです。
このゴリラガラス(強化ガラス)、衝撃やとがったもの等の傷には強いようですが、それでも画面部分を圧迫し続けるような負荷は完全に防げないようですね。
もし保護フィルムを付けていたとしたら・・・圧迫されることがあったとしても、点ではなく面で支えるため本体部分にまでは影響が及ばなかったかもしれません。
そういう意味でも、個人的には保護フィルムを装着するのは無駄ではないと考えています。
ということで、今回のTicwatch Pro 5では、同じ過ちを繰り返さないためにも、保護フィルムをしっかり装着して利用しています。
保護フィルムを選ぶポイント
今回私が保護フィルムの製品を選ぶにあたって考慮したポイントは以下の通り。
- ガラスフィルム(素材がガラスだと強度が安心)
- TicWatch Pro 5専用(サイズがピッタリ)
- 硬度が9H、99%透過率
- 日本製ガラスを原材料として使用している(クオリティ的に安心感)
- 自己吸着タイプ(気泡出来ず張り付けやすい)
- 飛散防止加工(もし割れても安全)
- 指紋防止、撥水撥油性(清潔感?)
- 高感度&なめらかな指滑り(使用感)
- 複数枚数がセット(経験上2枚あれば十分)
TicWatch Pro 5専用というのは、画面サイズがピッタリかどうかということです。隙間が出来てしまうと見た目も格好悪くなってしまうし、スキマにゴミが溜まりそう。何より貼るのを失敗してしまいそうです。あとは、日本製ガラスだと、性能面での安心感がありますよね。
保護ガラスフィルムの製品レビュー
今回私が購入した保護ガラスフィルムはこの製品です。
Onlytime社製の製品で、Amazonで1,000円前後で購入することが出来ます。
パッケージはこんな感じで、ちょっとおしゃれ。
付属品は以下の通り。過保護なくらいしっかり考えられています。保護フィルムは2枚セットで1枚は予備として使えます。これまでの経験上、2枚あれば十分かと。
まず本体ガラス面をきれいにするため、ウェットシートで汚れや油分を落とし、ドライシートで水分や曇りをふき取ります。両方のシートが用意されていて、使用する順番もパッケージに数字で表記されています。また、作業手順もしっかり日本語マニュアルが用意されてるので安心です。
これがガラスフィルムです。フィルムとはいってもガラス製なので堅いです。
装着作業の時、ガラス面に指が触れなくてもいいように、持つためのラベルが付いています。こういう配慮もいいですね。少し厚みがあるように見えますが、実際には0.02mmと薄く、多数ある製品の中でも一番薄いものです。
実際に貼り付け終ったものがこれです。
もともと本体ガラス面がベゼル(フレーム部分)より少し下がっているため、貼り付けてもベゼルからはみ出すことなく違和感はありません。厚さ0.02mmはやっぱり薄いですね。
実際使ってみましたが、画面をタッチした際の感度も良く、透過率が高いおかげで画面表示もくっきりしています。
個人的な感想だと、この製品は当たりでしたね。
よかったら使ってみてくださいね。