TicWatch Pro 5の充電ケーブルについて

TicWatch Pro 5には専用の充電ケーブルが付属しています。

これまでもTicWatch Proシリーズには専用の充電ケーブルが付属していましたが、今回TicWatch Pro 5に付属ている充電ケーブルについてもレビューしたいと思います。

純正品だけあって「mobvoi」の社名ロゴが入っています。
これをスマートウォッチの裏側に接続して充電します。

充電ケーブルの接続部分はこんな感じです。

両端の丸い部分が磁石になっていて、内側の金の接地部分がずれないようスマートウォッチに固定さっれやすくなっています。

見た目は小さくシンプルな感じですが、充電するにあたって安全性を維持するような以下の様々な機能が備わっています。

  • 過充電防止機能
  • ショート防止機能
  • 過熱防止機能
  • 接触部の高伝導性加工
  • ケーブルの付け根の断線防止加工

ケーブル自体は、柔らかい素材で断線しにくくなっており、若干平ケーブルになっています。

使ってみて感じた点は・・・

  • 接続部分が小さいので嵩張らず携帯しやすい。
  • 本体との接続はコネクタを差し込むタイプではなく、マグネットによる接触タイプのため、抜き差しによる接続部の故障の心配がない。
  • 接続がマグネットのため位置ずれもなく固定感ばっちり。
  • コンセント接続側の形状はUSB Type-A。ACアダプタは別途用意。
  • 充電時間はフル充電で70分。

この充電ケーブルのコンセント側はUSBのTypeAです。自宅ではパソコンのUSBポートに接続して使っています。また、最近の車にはシガレットソケットからUSBポートを使えるようにしているケースも多いので、車での充電にも対応できます。

コンセント側を電源プラグにせずUSBタイプにしているのは、様々なシーンに柔軟に対応できることを想定しているのかもしれません。良い配慮だと思います。

 

ACアダプタを使用するにあたっての重要な注意事項

これまでTicWatch Proシリーズの付属充電ケーブルには、大変重要な注意点がありました。

それは、付属の充電ケーブルは5V/1A(アンペア)にのみ対応しており、それを越える出力のACアダプターに接続して使った場合、過電力により故障するというものでした。

実は、今回のTicWatch Pro 5に付属する充電ケーブルのケーブル部分をよく見てみると以下の様なタグが付いています。

ここに記載されている「Model」を見てみると「WH20088」と書かれていますが、実はこのモデル、前作のTicWatch Pro 3 Ultra GPSに付属されていたものと同じ型番でした。

ということは、やはり今回も前作までと同じ以下の注意点があるということです。

 「5V/1Aの充電ACアダプタしか使えない」
     ↓
 「急速充電に対応したACアダプタは使えない」

ということになります。

これを知らずに最近の急速充電(2.4Aや3Aなど)に対応したACアダプターを使用すると結構な確率で壊れます

実は付属の注意事項の冊子をよく見てみると、確かに「5V/1A」の記載がありました。ただし、中国語での記述のみですが・・・こんなのわかるかいっ!むかっ!

常にパソコンに接続して利用するなら大丈夫ですが、コンセントに差して使用したい場合は、1A出力のACアダプタを用意する必要があります。こういう制限的な仕様があるのなら、専用のACアダプタも是非付属してほしいものです(これまでもずっと感じていましたが・・・)

私の場合、日常的にはデスクトップパソコンやノートパソコンのUSBポートに接続して使っていますが、出張の際には必ずパソコンがあるとは限らないので、携帯できるACアダプターを用意しています。

以下の製品は、私が追加購入した1A専用のACアダプタです。最近は急速充電器ばかりで1A固定はなかなか見当たらないのですが、よくわからないブランドを使用するのは少し怖いので、私はエレコム製にしました。とはいっても結構安いし、コンパクトでプラグ部分を折りたためる優れものでお勧めです。しかもカワイイw

良かったらどうぞ!


エレコム ACアダプター(5V/1A) by Amazon

 

予備の充電ケーブルの追加購入について

このTicwatch Pro 5は、比較的動作時間が長く3日はもつので、それほど充電の機会を逃してバッテリー切れになることはないのですが、それでもついうっかり充電を忘れたり、アプリを色々使い過ぎたり、出張や旅行ですぐに充電できない場合もあります。以前のモデルを使っているときも、最初のころは職場に充電器をもっていったまま忘れて帰ってきて困ったことがありました。

なので、個人的には付属品と別にもう1つくらいは予備充電器を持っておいた方がいいと思います。ちなみに我が家では、付属の純正品を自宅用とし、車載用&携帯用と職場常設用として2つを追加購入して使っています。

1.サードパーティ製

私が追加購入したのは、付属品と同形状のサードパティ製(TUSITA社)の充電器です。純正品の半額以下の格安で購入できるのでそれを入手しました。


サードパーティ製充電ケーブル by Amazon

実際に使ってみた感想は・・・

  • フル充電時間は90分(純正品より+20分)
  • 若干ケーブルが細いような・・・
  • 今のところ故障なし(28ヵ月使用時点。全モデルの時から継続使用)
  • 純正品と違いmobvoiのロゴがない(当然か・・・)

といった感じでしょうか?

サードパティ製も前モデルのTicwatch Pro 3 Ultra GPS対応の製品がそのまま使用できます。

当時Amazonにmobvoi社製の純正品はあったのですが、あまりの価格差に思わずサードパーティ製を購入してしまいました。少し不安もありましたが、私の場合は比較的良い個体に当たったようで、純正品とほんの若干の性能差があるくらいで、今でも故障せず使い勝手は良好です。

ただ、サードパーティ製を使う場合は、あくまで自己責任でお願いします。製品の中には、過電圧および過電流保護機能のない性能以前の陳腐な粗悪品もあるようなので・・・

2.mobvoi社製 純正品

こちらはmobvoi社が販売している純正品です。
amazonで購入できます。


純正充電ケーブル by Amazon

値段はサードパーティ製より高いですが、1年間の交換・返金保証もついていますし、何より本体への負荷も含め高い安全性と信頼性、そして安心感があります。

それぞれの生活スタイルにもよりますが、この快適さをずっと維持するためにも、大事な充電器はせめて1つは予備があってもいいかなって思います。

よかったら参考にしてみてくださいませ。

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