今回のTicwatch Pro 5に付属するバンドは固形シリカゲル製のバンドが付属します。この素材は、丈夫で肌へのフィット感もいいのが特徴で、スベスベしててさわり心地も良いし、着け続けるには確かに良い素材です。
ただ、仕事で着けるには若干スポーティに見えるデザインなのと、肌が弱い私としては、シリコン製だと汗ですぐに肌荒れしてかゆくなるため、これまで同様ナイロン製のバンドへ交換しました。
今回選んだのは以下の製品です。
この製品についてレビューしますね。
時計用バンドの製品紹介
もともと肌荒れがしやすいので、ナイロン製のバンドに変えるつもりはあったのですが、ナイロン製はどうしてもカジュアルなイメージが強くなるので、仕事でも使えそうなデザインであることと、出来ればフルナイロンではなくアクセントのある少しおしゃれなデザインを探していました。それで選んだのがこれ。
時計バンドの色は6色(ブラウン/グリーン/ブラック/ブルー/カーキ/レッド)、時計バンドのサイズも3サイズ(20/22/24mm)あり、TicWatch Pro 5にも対応します。
実は一般的に時計のバンド幅は22mmまでのものが多く、このTicWatch Pro 5からバンド幅が24mmに変更されたことで、選択肢の幅が狭まるのかで少し不安でしたが、この製品であれば24mmにも対応するので安心しました。
この製品、特殊なキャンバス生地と本革のハイブリッドデザインで、ファッション的にもレトロな風格もあるので、色を選べばビジネスシーンでも大丈夫かと思います。
製品レビュー
落ち着いた色合いとしては、ブルー、ブラック、ブラウンが候補に上がります。TicwatchProの本体部分が黒なのでブラックを選んでもよかったのですが、愛用のウォッチフェイスがオレンジ系なので、今回はブラウンを選んでみました。
届いたものはこんな感じです。
バンド1組、拭き布、調整工具のセットです。取りつけた後で画面の汚れを拭き取ることまで気にかけているあたりは良いですね。
バックルはステンレス製で錆びにくく、艶消しのブラックなので安っぽくもなくいい感じです。
ファスナーリングも2つあり、1つは耐久性の高いベルトと同じ素材でバンドに固定、もう1つは革製のブラックで可動します。以前使っていたバンドは2つとも可動したためズレてしまうこともありましたが、今回はそういう心配はありません。
こちらもキャンバス生地と本革のハイブリッドデザインですが、穴の部分に皮が使われています。デザイン的にもアクセントになっていいのですが、実はナイロン製バンド特有の穴の部分の脆さも補ってくれています。
実際にTicwatchProに取りつけたてみるとこんな感じになります。
ウォッチフェイスがこのデザインだと、ブラウンにも合うし落ち着いた感じで仕事で使っても問題なさそうです。
接続部分はこんな感じです。黒い皮の部分が本体の色と合っていますね。
実はバンドを取りつける時に少し手間取りました。幅がぴったりなのと、バネ棒を巻いている生地部分が膨らんで出っ張っている感じで、バンドを時計に少し押し付ける感じで、バネ棒を巻いている生地部分を少しつぶしながら取りつけるとうまく入ります。
まぁ、ユルユルよりはいいと思います。実際に取りつけが終われば、かなりしっくりきますので、レビューで悪く書いている人もいますが、私はこれの方がいいですね。
腕に着けてみました。
バンド自体が少し固めですが、慣れればしっくりきます。ナイロン製のバンドは、生地によってはユルユルで着け心地が悪くなりますが、これは腕にフィットする感じで、着け心地も抜群です。
肌にも優しいようで、ナイロン製をつけて始めてから一度も肌荒れを起こすことがなくなりました。やっぱりナイロン製はいいですね。
こちらは裏側です。
バックルがステンレス製のため、しっかり強度もありつつ軽量です。艶消し黒のデザインはい落ち着いてて良いですね。安っぽくなりがちなシルバーより断然いいです。
本当は他の色も試したいのですが、付け替えるのが結構コツがいって面倒なので、しばらくはこれ一択で愛用するつもりです。
少し気になるとすれば、皮の部分がナイロン生地の上から縫い付けているので、長く使い続けていくうちに劣化してボロボロになりそうな所でしょうか。
TicWatch Pro 2018の頃に使っていたナイロン生地と皮を繋いだようなデザインだと、皮部分が劣化してバンド自体がちぎれてしまいましたが、今回のデザインだとその点は心配なさそうです。
まぁ、価格もAmazonで2千円未満で買えちゃうので、気軽に買い変えてもいいかなぁって思っています。
私のように肌荒れで困っている方は、是非使ってみてください。