購入3ヵ月後のバッテリー検証

2021年10月にTicWatch Pro 3 Ultra GPSを購入してから早3か月が経ちました。

この間、本当に日常生活に溶け込むように毎日スマートウォッチを使ってきて、私なりにいくらかの情報も溜まってきたので、実際に感じた使い勝手も含めこれから紹介していきたいと思います。

まず今回は、以前使っていたTicWatch Pro2018でも紹介したバッテリー消費の検証についてです。

効率の良いバッテリー管理機能

TicWatch Proシリーズは、バッテリーの維持にこだわった機能として、アプリを利用できるスマートモードと時計の機能等最小限に限定してバッテリを維持する省電力モード(エッセンシャルモード)の2つのモードが用意されていて、それを効果的に切り替えることにより長い駆動時間を維持する仕組みを持っています。

あとはこの2つの駆動モードを、自分のライフスタイルにどううまく合わせていけるかが大事なポイントとなります。

では、レビューに移ります。

 

日常のバッテリー消費状況のレビュー

まず、私が日頃使用している環境は以下の通りです。

【使用環境】

  • スマホとは、常時Bluetooth接続で利用。Wifi自動。NFCはON。
  • 主な用途は時刻確認、メール・LINE等各種通知確認、スケジュール確認が中心。
  • 音量は切って、バイブ通知(ロング)のみ。
  • 設定は、スマートモードと省電力モード(エッセンシャルモード)の自動切り替え(腕を傾けるとスマートモードに切り替わる)
  • 画面消灯は15秒後。
  • センサーは、歩数計、24時間心拍モニター、睡眠モニターはON。血中酸素飽和モニターとプレッシャーモニターはOFF(任意計測で利用)に設定。
  • GPSは常時動作。
  • 夜間は時計を着けたまま就寝
  • 日中の業務時間帯(9:00~17:00)で150~200通のメール受信を通知。その他様々なアプリ通知として100~150件の通知を受信。

メーカーが想定する性能では、
 スマートモードのみの利用で72時間
 省電力モードのみの利用で45日間
利用できるとなっています。

この2つのモードを自動で切り替えながら使用した場合のバッテリー消費状況を以下にまとめてみました。

○1日目

検証開始
0:00 100% フル充電でスタート
6:00 95% 睡眠中に5%を消費
9:00 91% 
12:00 86% 日中は仕事利用(時刻/予定、各種通知の確認)
15:00 80%
18:00 74% 残業前の残量確認
24:00 68% 就寝前の残量確認

○2日目

6:00 63% 睡眠中に5%消費
9:00 59% 
12:00 54% 日中は仕事利用(時刻・通知/予定の確認)
15:00 50%
18:00 44% 残業前の残量確認
24:00 35% 就寝前の残量確認

○3日目

6:00 29% 睡眠中に6%消費
9:00 26% 
12:00 20% 日中は仕事利用(時刻・通知/予定の確認)
15:00 15%
18:00 9% 残業前の残量確認
24:00 2% 就寝前の残量確認

メーカー性能としてはスマートモードのみで3日間持続できるとありましたが、実際に利用するとスマートモードと省電力モード(エッセンシャルモード)の2つを効果的に自動切り替えしながら利用する設定にしておいて、ちょうど3日間利用できました。もしスマートモード固定だともう少し短いかもしれませんね。

ただ私の場合は、日中のメールやアプリ受信の数が結構多い方(250~350通知)なので、特にバッテリーの消費量が想定より多いのかもしれません。まぁ、もともと膨大なメールをスマホを見ないで手元だけで確認しながらすぐに対処すべきか判断するのが目的なので、これだけの量を確認出来た上でバッテリーが3日維持できるのであれば、目的は十分果たせていると言えます。

今回の検証では、ジョギング等のワークアウトの利用は行っていませんが、それを含めたとしても十分バッテリー容量的には足りそうですね。一般的にスマートウォッチは、夜間に充電し日中使い続けて終日もてば、とりあえず利用サイクルとしては問題ないので・・・

以前使っていたTicWatch Pro2018は、3年間使い続けても1回の充電で2日間は利用できるほどバッテリーの劣化は少なめでしたで、このTicWatch Pro 3 Ultra GPSについても期待できると思います。


TicWatch Pro 5 by Amazon

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA