購入3年目のTicwatch Proを検証

私が日常的に愛用するスマートウォッチとして初代TicwatchPro(現在はTicwatchPro2018と呼ばれています)をつかいはじめたのが、2018年9月。それから毎日使い続けて3年が過ぎました。

このシリーズとしては最初の製品ということもあり、購入当初はたまに充電できない等の不安定さもありましたが、それ以降の3年間は全くハードウェア的な故障も皆無で、今思えば本当に優秀な製品を選んだと思います。

ただ、バッテリーで動く製品はすべて、長期間使えばバッテリーの劣化はどうしても避けられない問題です。

特にスマートウォッチは一般的にバッテリー交換ができないので、夜間に充電し、日中ずっと使い続け、就寝時に再充電というサイクルで利用できなくなった時が買い替えと考えていました。

折角3年間も使ってきたので、ここで改めて現在のバッテリー性能(劣化具合)を検証してみたので公開させていただきます。

バッテリー状況のレビュー

【利用環境】

  • 2018年9月に利用を開始し、現在3年と1か月使用。
  • 充電は、省電力モードになった夜にフル充電する。
  • 設定は、スマートモードと省電力モード(エッセンシャルモード)の自動切り替え(腕を傾けるとスマートモードに切り替わる)
  • スマホとは、常時Bluetooth接続で利用。
  • 主な用途は時刻確認、メール・LINE等各種通知確認、スケジュール確認が中心。
  • 音量は切って、バイブ通知のみ。

メーカーが想定する性能では、
 スマートモードのみで48時間
 省電力モードのみで30日間
となっていました。

ちなみに、上記利用条件(スマートモードと省電力モードの自動切り替え)でのこれまでの検証では、使用開始直後で約3日間、約1年後で45時間使用可能でした。

あれから3年と1か月、その結果は・・・・

【検証結果】1年目と同じペースで検証

○1日目

8:00 検証開始 フル充電で出勤 100%
日中は仕事利用(時刻・通知/予定の確認)

17:00 残業前の残量確認 66%
22:00 帰宅時の残量確認 53%
24:00 就寝前の残量確認 49%

○2日目

8:00 出勤時の残量確認 40%
12:30 昼休みの残量確認 21%
17:00 残業前の残量確認 9%

帰宅時に気が付いたら5%を切って自動的に省電力モードに切り替わっていました。この日は省電力モードで夜まで過ごし、帰宅してから充電した感じです。

結果としては、3年も経つのに何とか出勤2日間を乗り切れるほどは充電が持ちました。私の利用スタイルと充電サイクルだとまだまだ使えそうな感じですね。14か月後の検証でもバッテリーの劣化は少なめでしたが、ここまで保つとは思っていませんでした。

購入当時に「FOSSIL」のスマートウォッチを検討していましたが、当時バッテリーが1日しかもたないとのことでTicwatchProにしたのですが、この選択は間違っていなかったようです。故障もなかったし。

おそらく、スマートモードと省電力モードの2つを切り替えながら利用できるスタイルが、バッテリーの劣化防止につながっていたのかもしれません。

最近では、CPU自体も省電力を意識したものに変わってきていて、各メーカーもバッテリー持続時間が飛躍的に伸びてきていますが、このTicwatchProが大事にしているコンセプトは、これから新しくスマートウォッチを購入する際にも、見逃せない大事なポイントになるかと思います。

先日新しいTicwatchProが発売になったようで、もう3年経つし、そろそろ変え時かなっと思って実は買っちゃいました!いぇーい!TicwatchPro2018に比べ、CPUも2世代新しくなっていますので、かなり快適じゃないかとウキウキしながら到着を待っている感じです。

届き次第またレビューを書きたいと思いますので、これから新しいTicwatchProを検討されている方も、スマートウォッチの購入を考えている方も、参考にしていただければと思います。


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