昨年7月の購入後、初期不良で取り替えたのが8月。それからずっと約1年以上にわたり使い続けてきました。
それまでに起きた障害は以下の通り
・たまにBluetoothが切断されている
→現在はバージョンアップで対処済み
・たまに充電は出来ていない時がある
→現在はバージョンアップで対処済み
・バージョンアップが出来なくなる
→容量不足が原因。初期化再設定で解消済
ただ、どれもそれほど頻度はなく、すぐに解消したので、今は全く支障なく快適に動いています。しかも、ハードウェア的の故障は全く起きていません。素晴らしい耐久性ですね。
その上で、購入当時から一番気になっていたのが、バッテリーの耐久性。充電式の製品では必ずと言っていいほどの懸念材料です。品質の悪いバッテリーは、最初は良くてもすぐ劣化して、稼動時間が激減してしまいます。
ただ、こればかりは購入時ではどうしても検証できないので、今から購入を検討している人の不安の1つではないでしょうか?
そこで、折角1年以上日常的にTicwatch Proを使ってきた経験を活かし、現在のバッテリー性能を検証してみた内容を公開しますね。
バッテリー駆動時間のレビュー
【現在の状況】
・2018年9月2日から利用開始(初期不良で取り替えたので、そこからスタート)。現在約14ヵ月。
・充電は、残量があっても使い切る前にフル充電。
・設定は、スマートモードと省電力モードの自動切り替え
・スマホとは、常時Bluetooth接続で利用。
・主な用途は各種通知とスケジュール確認が中心。
・音量は切って、バイブ通知のみ。
この使い方で1年間使い続けてきました。それなりにバッテリー劣化は想定されますね。
今回の検証は、上記の利用条件で、フル充電後からどれくらい連続して使用できるか試してみました。
【検証内容】
○1日目
8:00 検証開始 フル充電で出勤 100%
日中は仕事利用(時刻・通知/予定の確認)
17:00 残業前の残量確認 78%
22:00 帰宅時の残量確認 67%
24:00 就寝前の残量確認 62%
○2日目
8:00 出勤時の残量確認 51%
12:30 昼休みの残量確認 40%
18:00 残業前の残量確認 26%
21:00 帰宅時の残量確認 21%
24:00 就寝前の残量確認 14%
○3日目
6:00 起床時の残量確認 4%
寝ている間に、既に残量5%を切ってしまったため、気が付いたら自動的に省電力モードに切り替わっていました。
実はこのあとも省電力モードでしばらく(かなり)動いていました。まぁ、時刻確認の時計的な使い方に限定すればそのまま使えていたのかもしれませんが、告知機能がないと仕事に支障があるため、我慢しきれずに昼休みに充電しちゃいました。(^_^;)
【検証結果】
・購入後1年たったがバッテリー性能はほとんど下がっておらず、実運用には支障はなかった。
・日常的な通知確認を主目的とした利用であれば、スマートウォッチとして45時間は利用可能。その後しばらくは省電力モードで継続利用可能。
【充電サイクルの例】
①1日目朝 フル充電からスタート
②1日目終日と2日目の日中は充電せず継続利用
③2日目の夜、就寝中にフル充電
個人的にはこのサイクルが理想的な気がします?
まぁ、少なくとも毎日スマホの充電と同じペースで一緒に充電すれば困ることはなさそうですね。
スマホだと、2年目からバッテリー性能が極端に落ちるので、これからも定期的に検証していきたいと思います。